いやー、すごい決算が出ましたね!
もうチェックしましたか?
2025年8月5日に発表された、三井不動産の決算(2026年3月期 第1四半期) 。
その数字を見て、業界がザワつくのも無理はありません。
ぶっちゃけ、「めちゃくちゃ儲かってる」の一言なんですが、 この中身をよーく見ると、
これからの不動産業界で僕らがどう立ち回るべきか、 超重要なヒントが隠されていました。
「スゴイねー」で終わらせるのはもったいない!
この記事では、僕らが 「で、何をすればいいの?」 という疑問に、答えを出していきます。
ひとまず見て!衝撃的すぎる決算の中身 🚀
細かい話は抜きにして、 まずはこの驚異的な数字を見てください。
- 売上高: 8,023億円(27.3%アップ)
- 営業利益: 1,601億円(58.1%アップ)
- 純利益: 1,242億円(なんと91.1%アップ!)
利益が去年の倍近くって…もはや事件レベルですよね?
この爆益を引っ張ったのが、「分譲事業」です。
なんと、分譲だけで
営業利益977億円 。
去年の倍以上を稼ぎ出しています 。
住宅やオフィスが、ものすごい勢いで売れているのが分かります。
もちろん、オフィスビルや商業施設からの家賃収入である「賃貸事業」も、
営業利益460億円と、相変わらず安定して稼ぐ優等生です 。
【本題】この結果から、僕らがガチで学ぶべき3つの戦略
「大手だからできるんでしょ?」
そう思ったあなた、ちょっと待ってください。
この戦略の本質は、会社の規模に関わらず、 僕らのビジネスにめちゃくちゃ応用できます。
戦略1:お客さんの「欲しい!」を狙い撃て! 🎯
なぜ三井不動産の分譲はこんなに売れたのか?
それは、 「顧客が本当に欲しがる物件」を 「最高の場所」で提供したから。
当たり前のようですが、これが全てです。
「なんとなく良さそうな土地に、無難な家を建てる」 というやり方は、もう通用しません。
- 「このエリアで家を探す人は、何を一番気にするだろう?」
- 「リモートワークが当たり前になった今、どんな間取りが響く?」
- 「高くても”ここに住みたい!”と思わせる付加価値って何だろう?」
こうした「顧客への解像度」を極限まで高めること。
これこそが、僕らがまず取り組むべき最重要課題です。 小さな会社だからこそ、もっとニッチで深いニーズを狙い撃ちできるはず!
戦略2:「一本足打法」は、マジで危険!事業の柱を増やそう 🏗️
今回の決算、絶好調の「分譲」が目立ちますが、 忘れてはいけないのが安定収益源の「賃貸」の存在です。
景気がいい時は分譲で大きく稼ぎ、 不透明な時期は賃貸で耐える。
このバランス感覚が最強なんです。
「今は新築が儲かるから、それに全集中!」
その気持ち、めちゃくちゃ分かります。 でも、その事業が傾いた時、会社はどうなりますか?
会社の規模に合わせて、収益の柱を複数持つことを真剣に考えましょう。
- 新築戸建て + リフォーム事業
- 不動産仲介 + 賃貸管理
一つの事業がコケても、もう一つの事業が支えてくれる。 この「守り」の発想が、会社を長く続けるための生命線になります。
戦略3:会社の「体力(お金)」、ちゃんと意識してる? 💪
三井不動産は、あれだけデカい事業を動かしながら、
自己資本比率(会社の体力を示す指標)を31.9% → 32.9%にアップさせています 。
攻めながらも、守り(財務)を固めることを怠っていません。
僕らの会社も同じです。
銀行からお金を借りて事業を拡大する「攻め」は大事。
でも、 会社のキャッシュは潤沢か? 借金と自己資金のバランスは適切か? という「守り」を忘れてはいけません。
足腰がしっかりしていないと、いざという時に踏ん張れない。
どんなに景気が良くても、 会社の「財務体力」を常に意識するクセをつけましょう。
まとめ:変化の波に乗る準備はできてるか?
三井不動産の好決算は、 不動産業界に追い風が吹いている証拠です。
でも、その風は、 変化を読んで行動する者の背中しか押してくれません。
1.お客さんの本音を徹底的に考える。
2.収益源を一つに絞らず、リスクを分散させる。
3.常に会社の財務体力をチェックする。
明日から、この3つをぜひ意識してみてください。
この追い風に乗り、会社をもう一段階レベルアップさせられるかどうかは、 僕ら自身の行動にかかっています!