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【決算解説】鹿島建設の2026年3月期 第1四半期決算!建設・不動産業界の『次の一手』が見える3つのポイント

2025年8月6日、大手ゼネコンの鹿島建設が2026年3月期 第1四半期(2025年4月〜6月)の決算を発表しました

結果から言うと、絶好調のスタートです。

このレポートを読めば、今年度の建設・不動産業界で何が起きているのか、そしてあなたの会社が次に何をすべきか、そのヒントがきっと見つかります。

ひと目でわかる!鹿島の第1四半期決算ハイライト

難しい数字は抜きにして、ポイントだけを見ていきましょう。

  • 売上も利益も大幅アップ! 特に、会社の本業の儲けを示す営業利益は、前年の同じ時期と比べて約1.5倍になりました
  • なぜそんなに儲かったの? 理由はシンプルで、国内外の建設工事でしっかり利益を出せたからです
  • 特筆すべきは「利益率の改善」 大型の土木工事では、利益率が前年同期の12.9% → 17.0% に大幅アップ 。材料費などが高い中でも、儲かる体質になっていることがわかります。

事業ごとのカンタンな状況

  • 🏗️ 建設工事(土木・建築) 絶好調です。国内外の大きな工事が順調に進み、第1四半期の業績を力強く引っ張りました
  • 🏢 不動産開発 少しお休み中です。アメリカでのビル売却がこの3ヶ月間は少なかったため、売上・利益ともに減少しました

    ただし、

    これから日本やアメリカで複数の物件を売る計画があるため、今後に期待が持てます

💡【ここからが本題】第1四半期決算から学ぶ、私たちが今すべきこと

この結果から、私たち建設・不動産業者は何を学び、どう行動すべきでしょうか?明日から使える3つのポイントに絞って解説します。

ポイント1:「コスト高は当たり前」の世界。どうやって利益を出す?

今回の決算では「材料費や人件費は依然として高い」とハッキリ書かれています 。そんな中で、鹿島建設は利益率を大きく改善させました。これは、大手ならではの交渉力や管理能力の高さを示しています。

💡 私たちの対策はコレ!

  • 自信を持った価格交渉を! 「安さ」で勝負するのではなく、自社の技術力や価値をしっかり伝え、見合った価格を請求することが、これまで以上に重要です。
  • 現場のムダを徹底的になくす! 予算管理を厳しくし、現場でのコスト意識をチーム全体で高めましょう。小さなムダの削減が、大きな利益に繋がります。
  • ITツールを味方につける! 積極的に便利なツールを導入し、業務の効率を上げましょう。生産性アップは、コスト削減の特効薬です。

ポイント2:仕事は豊富!でも「どの仕事を選ぶか」が重要に

建設業界の需要は、公共・民間ともにまだまだ活発です 。仕事がたくさんあるのは良いことですが、「一部の企業は設備投資に慎重になっている」という気になる記述もあります

💡 私たちの対策はコレ!

  • 「得意技」で勝負する! 自社が最も得意とする分野はどこか?その専門性をさらに磨き、他社には真似できない強みとしてアピールしましょう。
  • 情報のアンテナを高く張る! 国や自治体の計画、企業の投資動向など、より早い段階の情報をキャッチしましょう。チャンスがどこにあるか、いち早く見つけることができます。

ポイント3:不動産の利益は「売るタイミング」が全て

不動産事業の業績は、アメリカでの物件売却のタイミングに大きく左右されました 。これは、不動産ビジネスの利益は「いつ売るか」という判断が非常に重要であることを示しています。

💡 私たちの対策はコレ!

  • 世界のニュースをチェックする! 特にアメリカの金利の動きは、日本の不動産市場にも影響を与えます。他人事と思わず、経済全体の流れを掴んでおきましょう。
  • 計画は柔軟に持つ! 不動産を開発・保有する際は「売る」という選択肢だけでなく、「貸す」など、状況に応じて柔軟に対応できる計画を立てておくことが、リスクを減らす鍵です。

まとめ:未来を読み解き、次の一手を

今回の鹿島建設の第1四半期決算から見えた3つのポイントは、

  1. コスト高を乗り越える「儲ける力」
  2. 豊富な仕事からチャンスを選ぶ「選択眼」
  3. 市況を読む「タイミング判断力」

でした。大手ゼネコンの好調なスタートは、今年度の業界全体の未来を映す鏡かもしれません。このヒントを元に自社の戦略を見直し、次のチャンスを掴み取りましょう!