8月12日、インフラ補修の巨人、ショーボンドHDが決算を発表しました 。
内容は「絶好調、でもちょっと待った!」というもの。
この決算から、私たちが明日から何をすべきか、サクッと解説します!
目次
📈 決算結果:売上も利益も絶好調!
まずは良いニュースから。業績は素晴らしいの一言です。
- 売上高: 907億円(6.2%アップ)
- 営業利益: 207億円(5.7%アップ)
- 連続記録: なんと11期連続の増収増益です!
- 会社の体力(自己資本比率): 81.4%(超健全💪)
国や自治体向けの工事が好調で、売上をしっかり伸ばしました 。
⚠️ 要注意ポイント:「受注」が減っている
ここが一番のポイントです。業績は好調ですが、将来の売上につながる「受注」が減っています。
- 受注高: 821億円(18.9%ダウン 📉)
- 受注残高: 816億円(9.5%ダウン 📉)
なぜ? ➡️ 高速道路会社や国からの大型案件が減ったのが原因です 。
つまり、「今の売上は過去の貯金(受注残)で成り立っている」状況。未来のための新しい仕事が少し減速している、というサインです。
【結論】で、私たちはどうすればいいの? 🧐
この決算から、建築・不動産業者が学ぶべきことは3つあります。
1. 「新築」より「メンテナンス」の時代が来てる!
ショーボンドの強みは、まさにインフラの
維持・補修。国も「インフラ長寿命化」や「国土強靭化」に巨額の予算を投じています 。
- 【建築業者のToDo】 ✍️
- 自社の技術を「補修・改修」工事に応用できないか考えてみましょう。
- 耐震補強やリニューアル案件は狙い目です。
- 【不動産業者のToDo】 ✍️
- インフラが重点的に整備されるエリアは、街の価値が上がります。
- 国の計画をチェックして、未来の価値が上がるエリアを見つけましょう。
2. 公共事業を狙いつつ、リスク分散も忘れずに
国や自治体の仕事は安定していますが、ショーボンドでさえ発注元の都合で受注が減ることがあります 。
- 【建築業者のToDo】 ✍️
- 官公庁の入札情報をこまめにチェック!
- でも、公共事業だけに頼らず、民間工事とのバランスを取りましょう。
3. 市場の未来は明るい!強気でいこう
受注は一時的に減りましたが、ショーボンドは来期も
増収増益を見込んでいます 。これは、インフラメンテナンス市場全体が今後も伸びると確信している証拠です。
この大きな波に乗り遅れないよう、私たちも積極的に行動していきましょう!
まとめ
- ショーボンドは絶好調だけど、受注は減少中。
- これからは「新築」より「メンテ・補修」が熱い!
- 市場はまだまだ伸びる!このチャンスを逃さないようにしましょう! 🏄♂️