目次
1. 驚きの「利益2倍」
今、建設業界は材料代や人件費が上がって大変な時期です。
そんな中、清水建設が発表した利益は、去年の同じ時期と比べて「108.6%増(約2倍)」という驚くべき数字でした。
2. 儲かる仕組みに変えた「現場の力」
ただ売上が増えただけではありません。「利益率(手元に残るお金の割合)」がグンと上がりました。
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しっかり交渉する: 材料代が上がった分などを、お客さまと粘り強く交渉して適正な価格でもらうようにしました。
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効率よく作る: 現場でのムダを徹底的に減らしました。
3. 持っている株を売って「910億円」を確保
昔から持っていた他社の株をたくさん売却しました。その利益はなんと910億円。
「ただ持っているだけの資産」を「新しい投資に使える生きたお金」に変えることで、経営のフットワークを軽くしています。
4. 損を先送りしない「決断力」
アメリカのオフィスビル事業で約221億円の損が出ましたが、本業の調子が良い今のうちに、一気に処理(損出し)をしました。悪い部分を早めに整理しておくことで、将来の不安をなくしています。
5. 株主へのプレゼントも大幅アップ
利益が増えたので、株主に配る「配当金」も大幅に増やしました。
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1株あたり 44円 → 65円へ(21円の大幅アップ!) これは、「これからも安定して稼げる自信がある」という会社からのメッセージです。
6. 結論:新しい時代の「強いゼネコン」へ
これまでの「ただ建てるだけ」の会社から、「お金やリスクを賢く管理する戦略的な会社」へ。
清水建設のこの勢いは、今の日本企業が進むべき一つのモデルケースになりそうです。