こんにちは。いしいさん(@ishiisans)です。
令和2年7月12日(日)に行われた一級建築士「学科の試験」の合格発表がありました。
合格者数 6295人
合格率 20.7% でした。
合格したあなた!おめでとうございます!よかったですね!
今日はお祝いにケーキ🍰を食べましょう!私も食べますから!
これで製図試験に向けて身が入ると思います!
では、少し細かく数字を見ていき、最後に製図試験の合格率や難易度を予想してみます。
合格基準点
学科Ⅰ(計画) | 11 |
学科Ⅱ(環境・設備) | 10 |
学科Ⅲ(法規) | 16 |
学科Ⅳ(構造) | 16 |
学科Ⅴ(施工) | 13 |
総得点 | 88 |
(出典:建築技術教育普及センター)
令和2年の学科Ⅱ(環境・設備)は難易度が高かったです。
なので、通常合格基準点は11点になることが多いですが、今年は10点になっています。
学科Ⅱで10点しか取れなくて合格できないかもしれないと不安な日々を過ごしてきた人にとっては
めちゃくちゃうれしい結果ですね!
また、総得点は88点となっており、約71%得点できれば合格でした。
なお、全体的に例年と比べて難易度が高かったので学科Ⅱの合格基準点同様、総得点も下がっています。
直近の結果と比べてみると
平成27年 | 平成28年 | 平成29年 | 平成30年 | 令和元年 | 令和2年 | |
受験者数(人) | 25804 | 26096 | 26923 | 25878 | 25132 | 30409 |
合格者数(人) | 4806 | 4213 | 4946 | 4742 | 5729 | 6295 |
合格率(%) | 18.7 | 16.1 | 18.4 | 18.3 | 22.8 | 20.7 |
(出典:建築技術教育普及センター)
令和2年は、受験資格が変わったため(大学卒業してすぐに受けれるようになったなど)、
受験生が5000人も増えています。
そのため、学科の合格率は例年並みですが、合格者数が増えています。
難易度の予想
こちらの表は製図試験と総合合格率の数値です。
平成27年 | 平成28年 | 平成29年 | 平成30年 | 令和元年 | |
製図の合格率(%) | 40.5 | 42.4 | 37.7 | 41.4 | 35.2 |
製図の合格者数(人) | 3774 | 3673 | 3365 | 3827 | 3571 |
総合合格率(%) | 12.4 | 12.0 | 10.8 | 12.5 | 12.0 |
(引用:建築技術教育普及センター )
ここで注目したいのが、総合合格率です。
ぶっちゃけ直近5年でほとんど変わっていません。
つまり、なにが言いたいかというと
・学科の合格者が多い⇒製図の合格率が低い
・学科の合格者が少ない⇒製図の合格率が高い
という傾向になっています。
令和2年は、学科合格者が多いです。
よって製図の合格率は低くなると予想されます。
これをもとに令和2年の合格率を予想してみた
令和2年 | |
製図の合格率(%) | 【予想】 30 |
製図の合格者数(人) | 【予想】3600 |
総合合格率(%) | 【予想】11.0 |
このくらいになるのではないかと思います。
ハズレるかもしれないので、その時は、責めないでくださいね。あくまで私見ですので。
【重要】さいごに
予想してみましたが、はっきりって難易度とか合格率とかどうでもいいです。
一番伝えたいのは、
試験本番まで1日1日を頑張りましょうってことです。
製図試験は他人との競争と言ったりしますが、違います。
自分との闘いです。
自分に実力があれば受かる。実力がないから受からない。
ただそれだけです。
自分に実力をつけるには、1日1日ベストを尽くすことです。
これのみです。
合格したらきっとこのことを実感できるはず。
あと少しがんばりましょう!
さいごまでお読みいただきありがとうございました。