【3階で200㎡越えの住宅を想定】竪穴区画を不要にする方法

・準耐火構造にしない。
・地階又は3階の階を居室にしない。(=収納にする。)
こんにちは。いしいさん(@ishiisans)です。
あなたはシイラを食べたことがありますか?
魚のシイラですよ。ハワイではマヒマヒと呼ばれています。↓カラフルですね。
詳しくはWikipediaをどうぞ。
めちゃめちゃ珍しかったので、速攻でカゴにいれちゃいました。
しかも6切れ入って300円!ホントに食べれるのってくらい激安です!
卵にくぐらせ、パン粉をパタパタとつけ、じゅわっとフライにしました。
意外や意外、身がふわっとしていて食べやすい。変な臭みもなし。
まるで、ほっともっとの白身フライをもっとふわふわにした感じ。(←じゃあほっともっとでいいじゃん!とはお願いなので言わないでください。)
珍しいものを食べると脳が活性化します。
どんな味がするんだろうって想像しますよね?それが脳への刺激となり活性化するのです。
脳を活性化させたいあなたは、珍しいものは食べるようにしましょう!
今回は、【3階で200㎡越えの住宅を想定】竪穴区画を不要にする方法 についてです。
結論は、
・準耐火構造にしない。
・地階又は3階の階を居室にしない。(=収納にする。)
では、いつも通り、条文にマーカーを引きながら説明していきますね!
もちろん線引きパクってOKです!
いしいさん
3階で200㎡の住宅を想定。つまり、竪穴区画のただし書き二号は除くことを前提にしています。

該当条文

令112条第10項
主要構造部を準耐火構造とした建築物又は第136条の2第一号ロ若しくは第二号に掲げる基準に適合する建築物であって、地階又は3階以上の階に居室を有するもの竪穴部分(長屋又は共同住宅の住戸でその階数が2以上であるもの、吹抜けとなっている部分、階段の部分(当該部分から人が出入りすることのできる便所、公住電話所その他これらに類するものを含む。)、昇降機の昇降路の部分、ダクトスペースの部分その他これらに類する部分をいう。)については、当該竪穴部分以外の部分(直接外気に開放されている廊下、バルコニーその他これらに類する部分を除く。次項及び第12項において同じ。)準耐火構造の床若しくは壁又は法第2条第九号の二ロに規定する防火設備で区画しなければならない。
※だたし書き省略
ポイントは、「黄」、「緑」、「赤」でマーカーしたところです。
「黄」対象となる建築物。
つまり、主要構造部を準耐火構造とした建築物が対象ってことです。
「緑」どのような建築物の場合か
つまり、地階又は3階以上の階に居室がある場合です。
(※居室ですからね!居室!テレビを見たり、ゴロゴロする室のことですよ!)
「赤」がこの条文の骨格
つまり、竪穴区画してねってことです。
以上をまとめると
準耐火構造で地階又は3階以上に居室があったら竪穴区画してねって
ってことです。
この条文で言いたいことは、たったこれだけなのです。
いしいさん
まずは、この条文で一番言いたいことをおさえる!

本題

竪穴区画が必要な場合がわかりましたよね?
じゃあ竪穴区画を不要にするにはどうしたらいいでしょうか?
もうわかりましたよね?
」、または、「」 にしなければいいのです。
」にしない。
つまり、準耐火構造にしなければ、竪穴区画はいらない。
」にしない。
つまり、地階や3階以上の階を居室にしなければ、竪穴区画はいらない。
(※居室にしない=収納にする)
と読み替えることができるのです。
いしいさん
こういう読み方、基準法ではよくしますよ!

さいごに

以上、【3階で200㎡越えの住宅を想定】竪穴区画を不要にする方法 についてです。
・準耐火構造にしない。
・地階又は3階の階を居室にしない。(=収納にする。)
上記で説明したように、
○○じゃないから不要でしょう!って読み方を建築基準法ではよくします。
以前書いた記事「書いてないからOKでしょう!」っていうのに似ていますね。
例えばこの記事↓
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建築基準法をマスターするのに大事な読み方です。
この読み方も知っておくと、あなたのレベルが格段にアップしますよ!
さいごまで読んでくださって本当にありがとうございます。
いしいさん
あなたの知識アップにつながれば幸いです。