【どこにも書いてない】火災の種類3つの違い【結論だけ押さえましょう】

耐火、防火などの条文を読むと全部で3つの火災の種類がでてきます。

今回は、その3つについてまとめます。

ぶっちゃけ、この3つの違いについて
条文中に用語の定義みたいに明確に書かれているわけではありません。

どこにもなーんにも書かれていません。
読めばわかるでしょくらいの感じで使われています。

 

ということで、この3つの違いを表にまとめみました。

 

まとめ

火災の種類 解説
通常の火災 建築物の内と外の両方で火災が発生した時を想定している
屋内において発生する通常の火災 建築物ので火災が発生したときを想定している
周囲において発生する通常の火災 建築物ので火災が発生したときを想定している

このようになります。

言われればそうだよね。って感じしますよね。

でも、文字だけ読んでもなかなかここまでたどりつかないと思います。

これを知ってから該当条文を読むとより条文が何を言いたいのかがイメージしやすくなります。

 

では、例えば
令108条(防火性能に関する技術的基準)第一号の条文を読んでみます。

令108条(防火性能に関する技術的基準)第一号

耐力壁である外壁にあつては、これに建築物の周囲において発生する通常の火災による火熱が加えられた場合に、加熱開始後30分間構造耐力上支障のある変形、溶融、破壊その他の損傷を生じないものであること。

解説

建築物の周囲において発生する通常の火災

を簡単に言うとどういうことでしたっけ?

そうですね。

火災が建築物ので発生した時を想定しています。

つまり、
耐力壁である外壁は、火災が建築物ので発生した時、30分間損傷を生じないででね。
と読むことができます。

もっと言うと、
建築物の内で発生した場合については想定しなくていいよってことなのです。

 

さいごに

以上、【どこにも書いてない】火災の種類3つの違い【結論だけ押さえましょう】についてでした。

 

まとめ

火災の種類 解説
通常の火災 建築物の内と外の両方で火災が発生した時を想定している
屋内において発生する通常の火災 建築物ので火災が発生したときを想定している
周囲において発生する通常の火災 建築物ので火災が発生したときを想定している

 

ぶっちゃけ、細かいことで知らなくてもいいやって感じだと思います。
(チャットGPTに聞いても教えてくれない内容だと思います。)

こういう内容を知るってことが今後大事だし、法規を楽しくするポイントだと思います。

 

さいごまでお読みいただきありがとうございました。