【一級製図向け】集合住宅の「廊下の幅」をまとめてみた!【実務でも使うよ!】

お勤めご苦労さまです。いしいさん(@ishiisans)です。
いつもこのブログを読んでいただきありがとうございます。

 

まずは、お知らせです。

なんと、グーグルで「建築基準法 ブログ」で検索すると、トップページの上から10番目くらいに出てくるようになりました!マジでビビりました。

始めたときは、自分の知識整理のためでした。
それが、いまや多くの人に見ていただけるようになりました。
本当にありがとうございます。
そして、少しでも誰かのためになれていることがとてもうれしいです!
今後も暇なときでいいので、のぞきにきてくださいね!

 

では、今回の内容に戻ります。

 

今回は、【一級製図向け】集合住宅の「廊下の幅」をまとめてみた!です。

 

先に結論を言うと以下のようになります。

法律 両側居室 その他
建築基準法 2.3m 1.8m
バリアフリー法 建築物移動等円滑化基準 1.2m
建築物移動等円滑化誘導基準 1.8m

(※緩和は除く。)

です。

 

この廊下の幅は、試験だけでなく、実務でも大事です。

これを満たしていなければ、そのブランは一発NGだからです。

ということで、条文を用いて解説していきます!

 

 

いしいさん
廊下の幅をまとめてみたよ~

 

 

【建築基準法】廊下の幅

ズバリ、条文は、令119条(廊下の幅)です。

廊下の幅は、それぞれ次の表に掲げる数値以上をしなければならない。

両側に居室がある廊下における場合(単位 m) その他の廊下における場合(単位 m)
小学校、中学校、義務教育学校、高等学校又は中等教育学校における児童用又は生徒用のもの 2.3 1.8
病院における患者用のもの、共同住宅の住戸若しくは住室の床面積の合計が100㎡を超える階における共用のもの又は3室以下の専用のものを除き居室の床面積の合計が200㎡(地階にあつては、100㎡)を超える階におけるもの 1.6 1.2

 

解説

今回の製図の課題は、集合住宅なので、赤でマーカーを引いたところに該当すると思われます。

よって、

建築基準法での廊下の幅は、

・両側居室の場合→1.6m以上
・その他の場合 →1.2m以上

となるのです。

 

ちなみに、一級製図試験では、柱や壁厚みを考慮して、
・両側居室の場合→1.6m以上なので、2.5m以上
・その他の場合 →1.2m以上なので、2.0m以上
で書くようにしましょう!
そうすれば、きちんと有効幅を確保でき、作図もしやすくなります。

 

【バリアフリー法】廊下の幅

これは、2種類あります。
①「建築物移動等円滑化基準」に適合される場合
②「建築物移動等円滑化誘導基準」に適合される場合
です。

この2つの違いについては、こちら↓をどうぞ!

関連記事

こんにちは。いしいさん(@ishiisans)です。 令和2年一級建築士の製図試験の課題は、高齢者介護施設ですね。 詳しくはこちらをどうぞ↓ [sitecard subtitle=関連記事 url=https://ishiis[…]

では、順番に見ていきます。

①「建築物移動等円滑化基準」に適合される場合

建築物移動等円滑化基準の廊下の幅は、ずばり、令18条(移動等円滑化経路)第2項第三号です。

三 当該移動等円滑化経路を構成する廊下等は、第11条の規定によるほか、次の掲げるものであること。
イ 幅は、120cm以上とすること
ロ(省略)
ハ(省略)

 

解説

赤でマーカーを引いたところを見てください。

120cmと書いてありますよね?

 

ということで、

①「建築物移動等円滑化基準」に適合される場合

廊下の幅は、120cm以上

となるのです。

 

いしいさん
ちなみに、
一級製図試験では、柱や壁厚みを考慮して、
「建築物移動等円滑化基準」に適合される場合は、廊下の幅を2.0m以上
で書くようにしましょう!
そうすれば、きちんと有効幅を確保でき、作図もしやすくなります。

 

②「建築物移動等円滑化誘導基準」に適合される場合

建築物移動等円滑化誘導基準の廊下の幅は、ずばり、省令第3条(廊下等)第1項第一号です。

多数の者が利用する廊下等は、次に掲げるものでなければならない。
一 幅は、180cm以上とすること。ただし、50m以内ごとに車椅子のすれ違いに支障がない場所を設ける場合にあっては、140cm以上とすることができる。

二 (省略)
三 (省略)
四 (省略)
五 (省略)
六 (省略)
七 (省略)

 

解説

赤でマーカーを引いたところを見てください。

180cmと書いてありますよね?

 

ということで、

②「建築物移動等円滑化誘導基準」に適合される場合

廊下の幅は、180cm以上

となるのです。

 

いしいさん
ちなみに、
一級製図試験では、柱や壁厚みを考慮して、
「建築物移動等円滑化誘導基準」に適合される場合は、廊下の幅を3.0m以上
で書くようにしましょう!
そうすれば、きちんと有効幅を確保でき、作図もしやすくなります。コメント

 

 

さいごに

以上、【一級製図向け】集合住宅の「廊下の幅」をまとめてみた!【実務でも使うよ!】についてでした。

 

結論は、

法律 両側居室 その他
建築基準法 2.3m 1.8m
バリアフリー法 建築物移動等円滑化基準 1.2m
建築物移動等円滑化誘導基準 1.8m

(※緩和は除く。)

です。

 

条文自体は、なんてことありませんでしたね。

でも、これをきちんと守っていないと一発NGってこともあり得ます。

なので、そうならないよに注意してくださいね!

ちなみに、実務で廊下の幅がNGだったらめちゃくちゃヤバい人の烙印を押されちゃいますからね!

 

さいごまでお読みいただきありがとうございました。
他の記事も読んでみてくださいね!