僕の経験談をご紹介します。
こんにちは。いしいさん(@ishiisans)です。
今回は、「僕が新卒で確認検査機関に就職した理由」について書いていきます。
これ、完全に経験談なので、
就活・転職で悩んでいるあなたの参考になればうれしいです。
きっかけは、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」です。
就活をしたくなかった大学3年生
大学は建築学科でした。
建築学科と言えば、設計がしたい人が集まるところです。
じっさい僕も入学当時は、設計をして世の中に残る建物を作るんだ!って思ってました。
めちゃくちゃピュアでした。(笑)あー恥ずかしい。
授業の課題で、設計をしました。
しかし、友達の作品を見ると、ナニコレ?どっからこういう発想が来るの?同じ人間かよ!って感じで、
いかにセンスがなさすぎるかを痛感。
もう、設計は無理だと1年生で悟りました。
目標がなくなり、だらだら過ごしていたら、あっという間に就活の時期になってしまいました。
僕のころは、大学3年生の夏くらいから就活が始まっていました。
が、本当になにをしたいのかさっぱりで、先延ばししてました。
さすがに年を越すと、内定出たという友達も出てきたのでマジで就活しなきゃと焦りだします。
そしてようやく、1月中旬新宿西口のAOKIでリクルートスーツを作りました。
そのときの店員の会話がめちゃくちゃ頭に残っています。
店員さんにも馬鹿にされつつ、ようやく就活の第一歩を踏み出しました。
設計以外の職種
・ハウスメーカーの営業
営業は、豆腐メンタルの僕には無理。
ある本に出合う
大学生活なにしてたんだろうと後悔しつつ、まただらだらと過ごしていました。
僕は、本を読むのが好きなので、なにか面白い本はないかなあと探していました。
雑誌に、人生で読むべき本みたいな特集がありました。
そのなかに、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」が載っていました。
時代小説ってほとんど読んだことなかったので、試しに読んでみることに。
この中で一番衝撃を受けたのが、坂本竜馬の考え方の変化です。
坂本竜馬は、剣を究めた人です。めちゃくちゃ強いのです。
そんな人が、あっさり剣ではなく、これからは鉄砲の時代だといって鉄砲を受け入れたのです。
時代が進むにつれて、今度は、もう鉄砲の時代ではない。
これからは万国法の時代だといって、法律によって解決しようという考えになったのです。
つまり、
最終的に、法律にたどりついたのです。
このときビビビって来たのを今でも覚えています。
そこで、ふとこう思ったのです。
「建築でも法律に関することはないのか?」と。
建築の法律を扱う仕事
求人サイトを探しまくったら
一つだけあったのです。
確認検査機関です。
もう、これしかない!
早速、説明会を予約。
その後
一次面接→二次面接と進み、
素直にこの仕事をしたいと熱意を伝えたら内定をいただけました。
いままで、内定ゲットって言ってました。
つまり、内定が欲しいだけで、結果が欲しかっただけだったのです。
でも、ここで本当に働きたかったので、内定をもらえた。
つまり、内定を出していただけたことに感謝できたのです。
自分でもこの変化には全く気付いていませんでした。
例えば
就活は結婚と同じと言われます。
結婚してやる
ではなく、
結婚してくれてありがとうと
と相手感謝を伝えたほうがいい結果を生むのです。
さいごに
こうして5月下旬までかかった就活は終了しました。
やりたいことがないって現代病です。多くの人がやりたいことがわからなくて悩んでいます。
しかし、常に探していると、
必要なときにあなたの目の前に現れてきます。
「人生必要なときに、必要なことが起きる。」
道が見えないときは、苦しいです。
でも、苦しくても続けていれば
必ずいい結果が起きます。
僕も実証済みですし、多くの人が苦しんだ後にいい結果を出しています。
あなたはいま苦しい時でしょう。
でも、必ずいいことが起きます!
焦らず、日々できることをやっていきましょう!
さいごまでお読みいただきありがとうございました。