お勤めご苦労さまです。いしいさん(@ishiisans)です。
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先日、今年(R3年)の一級建築士製図試験に突っ込みを入れました。
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この中で、ぼく個人的には、24時間換気計算について何かしら問われるのではないかと予想しました。
ということで、今回は、【適判で出る!一級製図でも出るかも?】24時間換気計算について解説していきます。
最終的に24時間換気計算とは何がやりたいかと言うと
有効換気量≧必要有効換気量
これを満たせばいいのです。
では、サクッと解説していきます。
【根拠条文】
令20条の8第1項一号です。
令20条の8(居室を有する建築物の換気計算についてのホルムアルデヒドに関する技術的基準)
換気設備についてのホルムアルデヒドに関する法第28条の2第三号の政令で定める技術的基準は、次の通りとする。一 居室には次のいずれかに適合する構造の換気設備を設けること
イ 機械換気設備(ロに規定する方式を用いるものでロ(1)から(3)までに掲げる構造とするものを除く。)
あつては、第129条の2の5第2項の規定によるほか、次に掲げる構造とすること。
(1)有効換気量(㎥/時間で表した量とする。(2)において同じ。)が、次の式によつて計算した必要有効換
気量以上であること。Vr=nAh
この式において、Vr、n、A及びhは、それぞれ次の数値を表すものとする。
Vr 必要有効換気量(単位 ㎥/時間)
n 前条第1項第二号の表備考一の豪に規定する住宅等の居室(次項において単に「住宅等の居室」という。)にあ
つては、0.5、その他居室にあつては0.3
A 居室の床面積(単位 ㎡)
h 居室の天井高さ (単位 m)(2) 省略
(3) 省略
解説
大事なところにマーカーを引いてみました。
つまり、そこをまとめると
有効換気量≧必要有効換気量
を満たせばOK!
そして、
・有効換気量は、実際に使用する換気扇の換気量
・必要有効換気量Vr=nAh
で計算すればいいのです。
ちなみに、住宅の場合は、n=0.5と決まっています。
では、例題を解いてみましょう!
条件
・用途は、住宅
・第三種換気方式
・有効換気量=50(㎥/h)をトイレと浴室に計2台設置
・A=80㎡
・h=2.4m
解答
・有効換気量≧必要有効換気量となればOK
・有効換気量=50(㎥/h)×2台=100(㎥/h)
・必要有効換気量Vr=nAh=0.5×80㎡×2.4m=96(㎥/h)
よって、
有効換気量100(㎥/h)≧必要有効換気量96(㎥/h) よってOK!
となるのです。
ちなみに、実務的な話です。Aとhについてです。
Aとhは、「居室」に限定されていますが、実務では非居室も含めて計算することが多いです。
理由は、廊下やトイレなどの非居室も換気経路になっているからです。
要は、換気経路となっているところは居室と一体とみなして必要有効換気量を計算するのです。
別解
ぶっちゃけ、実務では上記のような計算はしません。
では、どういう計算するのでしょうか?
それは、
住宅の場合は、換気回数n≧0.5を検討するのです。
つまり、
n=有効換気量/Ah≧0.5を満たせばよいのです。
では、計算してみます。
n=50(㎥/h)×2台/80㎡×2.4m=0.52≧0.5 よってOK!
となるのです。
さいごに
以上、【適判で出る!一級製図でも出るかも?】24時間換気計算をわかりやすく解説してみた。
結論
24時間換気計算は、
有効換気量≧必要有効換気量
を満たせばOK!
そして、
・有効換気量は、実際に使用する換気扇の換気量
・必要有効換気量Vr=nAh
・住宅の居室は場合は、n=0.5
です。
どうでしょう?わかりましたか?
建築基準適合判定資格者検定では、考査Bで毎年出題されています。
必ず押さえておきましょう!
また、もしかしたら一級建築士製図試験でこの24時間換気計算について問われるかもしれません。
なので、一応押さえておきましょう!
さいごまでお読みいただきありがとうございました。
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