こんにちは!ついに建築物省エネ法が変わりましたね!
今回の改正、特に「原則ぜーんぶの新築建物で省エネ基準をクリアしなきゃいけなくなる」ってのは、ホントに大きな変化ですよね!日々の仕事にドーンと影響してくる、まさにビッグウェーブ!
「で、具体的に何が変わるの?」「ウチの仕事、どうなるの?」って、気になるところ、いっぱいありますよね。 この記事では、この「省エネ基準義務化」をメインに、改正のポイントと、現場で「これは絶対おさえて!」っていう注意点を、改めてバシッと整理してお伝えします!
なんで変わるの? そのウラにある大きな話
- 待ったなし!カーボンニュートラル: もう耳タコかもしれませんが、2050年のカーボンニュートラル。実は、身の回りの建物が使うエネルギーって、国全体の約3割もあるんですって!ここを何とかしないと始まらない!ってのが大きな理由。
- 今までのルールからパワーアップ!: これまではデカいビルとかが主な対象だったけど、目標達成のためには、家も含めて全部の建物で省エネ性能をググっと底上げしなきゃ!って判断になったんです。それで今回の「原則義務化」に繋がったんですね。
- 法律もセットでチェンジ!: 今回、省エネ法だけじゃなくて、建築基準法も一緒に変わってます。省エネ強化と木の利用促進をセットで進めるぞ!っていう国の本気度がうかがえますね。
ズバリ!改正の重要ポイントはここ!
今回の改正で、仕事に関わる特に大事なポイントをまとめました!
- ポイント1:ほぼ全部の新築が対象に!マジで!?
- いつから?: 2025年(令和7年)4月1日スタート!
- どの建物?: 新しく建てる原則ぜーんぶの建物(家、アパート、お店、事務所…なんでも!)
- 今まで対象外だった300㎡未満のちっちゃめの建物も、これからはバッチリ対象!まさに「みんなでやろうぜ!」って感じ!
- 例外は?:
- 床面積が10㎡以下のちっちゃな物置とか。
- 「そもそも省エネ関係なくない?」っていう建物(神社の本殿とか、常温倉庫、文化財とか)。
- ポイント2:クリアしなきゃいけない「省エネ基準」って何さ?
- まあ、皆さんご存知の「アレ」です、「建築物エネルギー消費性能基準」。
- 建物の「断熱のデキ(外皮)」と「使うエネルギーの量(一次エネルギー消費量)」の両方を見られます。
- 基準クリアの確認方法は、だいたいこの2つ。
- 性能基準ルート: いわゆる計算で証明するやつ。専用WEBプログラムとか使って、「基準満たしてます!」って示す方法。
- 仕様基準ルート: 国が決めた仕様(断熱材これ使って、窓はこれ、みたいな)をクリアすればOK!っていう、分かりやすい方法(主に住宅向け)。
- ポイント3:建築確認とガッチリ一体化!逃げられないぞ!
- これが一番インパクトでかいかも!省エネ基準をクリアしてるかのチェックが、建築確認とか完了検査のプロセスに、完全に組み込まれちゃいます!
- ってことは、建築確認の申請の時に、省エネ基準OK!って証明する書類(適合判定通知書とか設計内容説明書とか)が絶対いるってこと!
- ある程度デカい非住宅とかは、「省エネ適判」を受けて、合格通知(適合判定通知書)をもらわなきゃダメ。
- 住宅とかで仕様基準を選ぶなら適判はいらないけど、確認申請の審査の中でちゃんとチェックされます。
- 超重要:基準をクリアしないと、確認済証が出ません! つまり、工事始められないってこと!省エネ性能が、構造とかと同じくらい、法律的に「絶対守れよ!」っていうチェック項目になったんです!
- ポイント4:どう変わる?改正前後の比較(早わかり表)
項目 改正前(~2025年3月31日) 改正後(2025年4月1日~) 省エネ基準適合義務の対象 非住宅(床面積300㎡以上) 原則全ての新築建物(床面積10㎡超) 住宅(300㎡以上)の扱い 届出義務(旧第19条) 基準適合義務 ✅ 建物(300㎡未満)の扱い 説明義務(建築士→建築主) 基準適合義務 ✅ 主な適合性の確認方法 対象により異なる(省エネ適判、計画確認、説明) 建築確認・完了検査と一体化(必須チェック!)
- ポイント5:さよなら!今までの制度たち
- みんなが基準をクリアしなきゃいけなくなるから、今まであった「届け出」とか「説明(義務としてはね)」は、もういらなくなります。(※建築士が説明する努力義務は残るから、そこは注意!)
- あと、任意だった省エネ性能の「表示認定」も、お役御免で廃止でーす。
現場への影響は?ココ注意して!
さてさて、この改正で、日々の仕事はどうなるんでしょう?注意点をピックアップ!
- 設計:「最初の仕込み」がめっちゃ大事!
- 設計のホントに最初の段階から、「断熱どうする?」「設備は?」ってのをしっかり計画に入れとかないと!意匠・構造・設備のチームワークが、ますます重要になりますね!
- 設計のホントに最初の段階から、「断熱どうする?」「設備は?」ってのをしっかり計画に入れとかないと!意匠・構造・設備のチームワークが、ますます重要になりますね!
- 知識:「アンテナびんびん!」でアップデート!
- 省エネ計算のやり方とか、新しい技術や建材とか、覚えることいっぱい!常にアンテナ張って、情報をキャッチし続けないとね!
- 省エネ計算のやり方とか、新しい技術や建材とか、覚えることいっぱい!常にアンテナ張って、情報をキャッチし続けないとね!
- コスト:「ぶっちゃけ、気になるよね…」
- 計算とか書類作る手間、適判の手数料、いい材料や設備を使うとか…コストアップは避けられないかも。特に小さい案件だと、影響でかいかもね。
- 計算とか書類作る手間、適判の手数料、いい材料や設備を使うとか…コストアップは避けられないかも。特に小さい案件だと、影響でかいかもね。
- 構造との連携:「特に木造!しっかり見て!」
- 4号特例の縮小と省エネ義務化が同時スタートだから、特に小さい木造は、構造計算と省エネ計算、どっちもしっかりクリアする腕が求められますね!
- 4号特例の縮小と省エネ義務化が同時スタートだから、特に小さい木造は、構造計算と省エネ計算、どっちもしっかりクリアする腕が求められますね!
- 審査:「待たされるかも…?」
- 審査する件数がドッと増えるから、確認申請とか適判の審査に時間がかかるようになるかも…。早め早めの申請がキモになりそう!
- 審査する件数がドッと増えるから、確認申請とか適判の審査に時間がかかるようになるかも…。早め早めの申請がキモになりそう!
- リフォーム:「増改築するとこだけ、ちゃんとやろう!」
- 増改築の場合は、基本「新しく工事するとこだけ」が新基準の対象。これは、古い建物への影響を考えた、現実的なやり方って感じかな。
- 増改築の場合は、基本「新しく工事するとこだけ」が新基準の対象。これは、古い建物への影響を考えた、現実的なやり方って感じかな。
- 【超・重要!】施行日:「工事始めた日」が分かれ道! ⚠️
- ここ、マジで要注意! 新しいルールが適用されるかは、「工事を始めた日」で決まります!確認済証の日付じゃないからね!
- 3月末までに許可が下りてても、工事スタートが4月1日以降になったら、新しい基準に合わせなきゃダメ!
- 「えー!聞いてないよ!」って後出しジャンケンにならないように、施行日をまたぐプロジェクトは、スケジュール管理をしっかり!関係者との連絡も密に取りましょう!
一番大事な条文もチラ見しとく?
一番大事な条文、第10条はこんな感じ。
(建築主の基準適合義務) 第10条
建築主は、建築物の建築(エネルギー消費性能に及ぼす影響が少ないものとして政令で定める規模以下のものを除く。)をしようとするときは、当該建築物(増築又は改築をする場合にあっては、当該増築又は改築をする建築物の部分)を建築物エネルギー消費性能基準に適合させなければならない。
【ポイント】 この条文自体は「建てる人は省エネ基準守ってね」っていう基本ルール。で、他の条文(改正後の11条とか)で、その対象が「原則ぜーんぶの新築建物」に広がった、ってことね。
まとめ:ピンチはチャンス!未来のスタンダードへ!
今回の省エネ基準義務化、正直、大変なことも多いですよね。設計や申請の手間が増えたり、お金の計算も大変になったり…。
でも、これは日本の建築が次のレベルに進むため、そしてエコな社会を作るための、でっかくて、必要な一歩なんです! これからは、省エネ性能が高いのが「スゴイ」んじゃなくて「当たり前」になる。そんな時代の始まり!
私たち建築に関わる者として、この変化をチャンスと捉えて、新しい知識や技術をどんどん吸収して、もっと快適で、地球にも優しい、イイ建物づくりに活かしていきましょうよ!
この記事が、皆さんの日々の仕事や、改正への対応のヒントになったら嬉しいです!