【サプライズあり?】R3年一級建築士学科の合格発表について突っ込んでみた。

お勤めご苦労さまです。いしいさん(@ishiisan)です。
いつもこのブログを読んでくださってありがとうございます。

 

本日、いよいよ令和3年一級建築士学科試験の合格発表がありました。

先に結論を言うと

サプライズなし

計画の足切り点は、10点。
総得点87点。

でした。

 

ということで、この結果に突っ込みを入れていきたいと思います。

 

いしいさん
特に計画!!!

 

合格基準点の詳細

学科Ⅰ(計画) 学科Ⅱ
(環境・設備)
学科Ⅲ(法規) 学科Ⅳ(構造) 学科Ⅴ(施工) 総得点
合格基準点 10 11 16 16 13 87

※各科目及び総得点の合格基準点すべてに達しているものを合格とする。
なお、合格基準点について、各科目は過半の得点、総得点は概ね90点程度を基本的な水準と想定していたが、本年の試験問題は例年に比べて学科Ⅰの難易度が高く、また、総じて難易度が高かったことから、上記合格基準点としている。

(出典:公益社団法人建築技術教育普及センターHPより

計画

計画の足切り点は、10点・・・。

超激ムズだっただけに、9点にして欲しかった・・・。サプライズが欲しかった・・・。

 

で、黄色でマーカーを引いたところを見てください。

 

そもそも大前提として、この試験は、

「各科目は過半の得点、総得点は概ね90点程度基本的な水準と想定」

となっています。

 

つまり、何が言いたいかというと

どんなに激ムズであっても、各科目の足切り点は、半分くらいにするよ!って最初から言っているのです。

ということで、足切り点は、下がっても1点が限度なのだと思います。

 

また、これよりも下げてしまうと、試験元が間違った問題を出したと言っているようなことになってしまいます。よって、やはり足切り点は、下がっても1点が限度なのです。

 

環境・設備

例年通り。

 

法規

例年通り。

 

構造

例年通り。

 

施工

例年通り。

 

総得点

87点。

総得点は、90点を想定して問題はつくられていたようです。
しかし、計画が激ムズだっただけに、もしかしたらこの総得点で少しその点が配慮されたのかなあという気がします。

 

合格率

令和3年の合格率は、15.2%合格者数は、4832人でした。

 

ちなみに、直近5年間の合格率と合格者数は、以下の通りです。

令和2年 ・・・20.7%  6,295人
令和元年 ・・・22.8%  5,729人
平成30年・・・18.3%  4,742人
平成29年・・・18.4%  4,946人
平成28年・・・16.1%  4,213人

つまり、今年令和3年の学科試験は、ここ数年で一番難易度が高かったのです。

 

ぼくの憶測ですが、
きっと、近年の合格者数が多かったでの調整が入ったのかもしれません。
また、コロナのことがあるので、二次試験の受験者数を減らしたかったのかもしれません。

 

ともかく、この難易度が高い年に当たるかどうかは、完全に運です。
悔しいかもしれませんが、受け入れるしかありません。

 

さいごに

以上、【サプライズあり?】R3年一級建築士学科の合格発表について突っ込んでみた。についてでした。

 

結論は、

サプライズなし。

計画の足切り点は、10点。
総得点87点。

です。

 

合格した人は、おめでとうございます。
難易度が高い学科に受かったので、この調子で製図も突破しましょう!

ちなみに、ぼくの製図体験談などはこちらをどうぞ↓

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そして、残念ながら点数が足りなかったあなたへ
きっと悔しい・悲しい気持ちになっているはず。
今は、それでOKです。自分の気持ちに正直になってください。
悔しい思いをしているのであれば、悔しがってください。
悲しい思いをしているのであれば、悲しがってください。

 

そうしているうちに、結果を自然と受け入れるようになります。
静かに受け入れていきましょう。

受け入れることができれば、もうあなたは大丈夫!

次に向けて頑張る意欲が湧いてきます。

 

「やまない雨はない。」

 

という言葉があるように

人生には、波があります。

いい時もあれば、悪い時もあります。

悪い時はそれを受け入れ、じっと耐えるしかありません。

そうしていれば、時間が過ぎ、おのずと良いことが起きます。

これは、まぎれもない事実です。

どうか、この事実を信じて、日々生きていきましょう。
そうすれば、必ずいいことが起きます!
ぼくは、あなたにいいことが起きることを信じています!

 

さいごまでお読みいただきありがとうございました。
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